f:id:donayama:20120317112922p:plain:left 1週間のTitanium/Appceleratorに関するブックマークを振り返るTi Weekly Clipsのお時間でございます。

3.1.3リリース直後の週ということで、若干閑散とした状態のWeekly Clipsとなっちゃいましたが、いろいろ興味深い内容がありますよ。

News

■Updates on Ti.Next « Appcelerator Developer Center

http://developer.appcelerator.com/blog/2013/09/updates-on-ti-next.html

3.1.3がリリースされたこともあり、次なる大きなエンハンスであるTi.NextについてAppceleratorのCEOであるJeff Haynie氏によって公式ブログで状況の報告がありました。

ざっくりまとめると次のような形です。

いろいろ試行錯誤を重ねていたものの課題解決に繋がらなかったが、Jeffの他にMatt Langston,・Tony Lukasavage・Chris Barber・Dawson Toth・Allen Yeung といった面々で2日間の合宿を行い、方向性の決定に繋がるブレークスルーに到達した
試験実装については早期に(very soon!)公開する予定だが、まず公開されるのはiOS版のみとなる。AndroidとWindows8についてはJavaScriptCoreのポーティング作業を進めている。(Win8版はポーティング完了）
Ti.Nextによって解決する課題のひとつにパフォーマンスの（劇的な）向上が据えられている。
（ライフゲームによるパフォーマンスデモ動画を参照。左のものはTitanium SDK 3.1.3によるもの)

ソースの書き方については前回ご紹介したLanicaの井口さんのツイートにあったような形のようです。

まだまだ開発途上ですが Ti.Next チラ見せ。方向性としては MobiRuby や JSCocoa に近い感じ。 pic.twitter.com/GumM4i1stI via @tonylukasavage #titaniumjp
— Kota Iguchi (@infosia) 2013, 9月 21

今後も情報が入手でき次第、随時お伝えしていきたいと思います。

Tips & Topics

■Titanium Mobile を実務的に使うための開発環境の整え方（2） - 実務で使えるTitaniumテクニック - Mobile Touch - モバイル/タブレット開発者およびデザイナー向け情報ポータル

http://mobiletou.ch/2013/09/titanium-mobile-environment2

@ryugoo_こと宮内さんによるMobile Touchでの連載第二回目。前回のCLI開発環境構築につづいて、今回はJasmineによるテスティング、TiShadowを用いた迅速な実機デプロイの解説です。

■TableView Header Zoom | benCoding.com

http://bencoding.com/2013/09/24/tableview-header-zoom/

TableViewのヘッダ部をスクロールしたときに引き延ばすサンプルソース。

実際に動かしてみました。

GitHub Watch

■benbahrenburg/Utterance

https://github.com/benbahrenburg/Utterance

Tiモジュール界の匠であるBen Bahrenburgさんによるスピーチ(Text-to-Speech)モジュール。iOS7以上専用となっています。

ビルドされたバイナリによる配布もされていますので、使いやすいですね。

サンプルソースに書かれているのが以下のように日本語で、いろいろ夢が広がりますね。

 var speech = utterance.createSpeech();

 if(speech.isSpeaking){
        Ti.API.info("already speaking");
 }
    
 speech.startSpeaking({
        text:"こんにちは"
 });