昨日、日本のTiオフ会の聖地(勝手にそう呼んでいる)バールデルポポロにて開かれたTi.tokyo.GIGに参加してきましたので、写真を交えたレポートをさせて頂きます。
http://atnd.org/event_images/0004/3523/ti-tokyo-GIG_logo_original.png
http://atnd.org/events/23775
ちなみにお店が暗かった関係+iPhone4Sでの撮影ということであんまり画質が良くないので誤魔化すためにリサイズした写真をはてなフォトライフにupしています。原寸はGoogle+に置いておくので、あわせてご覧下さい。
(追記)@ryugoo_さんがflickrにアップロードされた写真が素晴らしいので、そちらも合わせてご覧下さい。 http://www.flickr.com/photos/74898725@N02/sets/72157628977304211/
会場
場所は先ほども申し上げた赤坂のBAR DEL POPOLOです。
http://www.hotpepper.jp/strJ000768588/
開始10分ほど前はこれぐらいまばらな人の感じ。
人が集まると名刺交換が始まりますネ :-)
取材しようとしている私を撮影しようとする@toru0325さんを撮影仕返すの図。このあともう一枚撮られて、本気で驚きました(^^;
乾杯&スペシャルメッセージ
さて、ぼちぼち集まってきたので、皆さんビールを手に取り、幹事の@kaz_konnoさんのご挨拶・ご発声のもと乾杯!
しばらくの歓談後(実際には音声出力用のスピーカー買いに行かれていた@masuidriveさんの到着待ちでしたがw)、世界でも注目されているよということでスペシャルメッセージ。
まずはAppcelerator CEOのJeff Haynie氏から。メッセージに参加者から拍手!
さらに続いてメッセージ(ここからは@masuidriveさんもご存じなかったらしい)。
TiCookbookの著者Boydlee Pollentine氏、さらにLearningTiのSharry氏からも。
Lightning Talk TIme
ここからLTタイムなのですが……すごい勢いでビールを飲んでいたので、だんだん記憶が曖昧になってきます...ご容赦ください。
他の方のレポートに期待(^^;
@seasonsさん ”Photobook ~Introduction of my book and application about Titanium Mobile~”
トップバッターは@seasonsさんで、”Photobook ~Introduction of my book and application about Titanium Mobile~”と題したセッション。
現在執筆されているTitanium Mobile書籍に収録される写真集アプリの解説でした。ケンバーンズエフェクトをJSだけでどう実現しているのか?と気になるところですが、ソースも含めてすべて無料で公開されるという事。これはマストバイですね!
@mochizさん「Titanium開発が楽しくて会社を始めました」
続いて先日Titanium Mobile開発専業(@yagiさん曰くTi企業)という会社qnypを立ち上げられた @mochizさんによるセッション「Titanium開発が楽しくて会社を始めました」。助手かわいいよ助手…げふげふ。
やはりAndroid対応はすごく大変というのは皆さん口を揃えられるところ。今後に期待というところですね。
@wangzhiさん「Titanium MobileでRPG製作」
@wangzhiさんblogで開発日誌を公開されているんですが、そのRPGの戦闘パートのデモとそこで行われているイベント制御(setInterval)についての解説というセッションでした。
細かいイベントループの制御、アニメーションといったところはコマンド型のゲームにいろいろ応用ができそうな気がしますね。
そんな発表の裏で@toru0325さんがなにかやってますが…?!
しかし、GIGの翌日になりゆきでお昼ご飯をご一緒させてもらったのですが、その際についうっかりスカイリムの布教をしてしまい、その足で購入されていたので、開発日誌が滞らないことを祈るばかりです:-P
@k0sukeyさん(タイトルあとで埋めます)
同じく静岡からお越しの@k0sukeyさんから、現在開発中のFilterableCamera/FilerableImageViewを活用したフィルタ共有型カメラアプリのセッションがありました。(なぜか正面からの写真を撮り忘れていたみたいで…申し訳ありません)
進捗についてはTwitterで随時追いかけていたのですが、実際の動きをみるとすごく刺激されますね。
UIについてもOverlayを工夫されていて、TiAdventCalendarの時期に盛り上がったクールなUIが今年より一層洗練されていきそうだという
@vacchoさん「Titanium で初めての Android」
サイボウズの@vacchoさんからは「Titanium で初めての Android」というセッションで1.8でサポートされた V8ランタイムとRhinoの実際の挙動差についてのデモがありました。
資料などでV8速いよというのは耳にしていましたが、実機ベースであれだけの差があるのかと思うとV8シフトは正解だったんだろうなと。
ちなみにこのセッションに便乗して、@masuidriveさんにRhinoがいつdropされるのかという質問をしたところ、1.9ではなさそうとのこと。Android SDKの足切りも1.9では行われない予定なので、しばらくは安心でしょうか?
このへんになってくるとみんな(私もw)地べたに座ってのスタイルにw
@toru0325さん「Sneak prevew of "Mooklet" - Titanium app which generates own PhotoBook apps」
@toru0325さんの発表「Sneak prevew of "Mooklet" - Titanium app which generates own PhotoBook apps」はTitaniumでJavaScriptだけで写真アルバムを作るという…ってアレ?
実は@seasonsさんとネタがだだかぶりという展開。先ほど裏でやってらしたのは(おそらく)スライドの追記だったのではないでしょうか。
Ti上で動作するアルバム機能自体もWebViewで、配布可能なアルバム自体もHTML5アプリとする仕掛けに目から鱗。
なんでもTIでつい実現しようとしてしまいがちですが、中央から少しずらしたところにTitaniumが存在するというひとつの「やり方」を見せて頂きました。アプリ公開も待ち遠しいです。
@ryugoo_さん「Titanium Mobile わくわく ! 関数定義 !」
そして@ryugoo_さんの「Titanium Mobile わくわく ! 関数定義 !」
なかなかBestPracticeの定まらないTiですが、さらに困惑の度合いが深まるセッションでした。
関数定義方法によるパフォーマンス差というニッチな問題。JavaScript Good Partsなどを読んでいると、ついつい関数リテラル式を書きそうになってしまうのですが、どうも関数宣言式のほうがパフォーマンスが良いという結論で、CommonJSモジュールとどのように組み合わせて行けば良いのか、悩ましいところです。
@donayama「Titanium Mobile FirstStepGuide(仮)をiBooks Authorで作るよ」
つづいて、私@donayamaによる突発的な発表でして、titanium-mobile-doc-jaで公開している2年前のPDFを現代版に置き換えるよというお話でした。公言したので、守るようにがんばります。
http://farm8.staticflickr.com/7012/6740648005_3beebaca09_d.jpg (写真は@ryugoo_さんのをお借りしました)
@isis331さん(タイトルは後で埋めます)
最後は@isis331さんのAndorid+Arduinoで機器制御処理をTItaniumで行うとセッション。
目の前でボタンを押してモーターやLEDが動くのを見ると、それだけで興奮するんですが、そのへんをTiでラッピングすることでより簡単に制御させるという内容で、非常に今後の活用事例が楽しみな内容でした。
まとめ
このセッション後、拙著のサイン会みたいなことをして解散。
有志で2次会、さらに3次会にという展開で。大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。
総括すると「新年会というレベルじゃねーぞ!」という濃いセッションでした。
またそれだけではなく、幅広い年代(上は五十代、下は大学生まで)が参加していて、さらに(私自身が大阪からで)京都・金沢・名古屋・浜松と把握できているだけで2割が関東圏外からの参加でした。
Tiの日本国内での広がりを非常に強く感じます。
この熱量を肌で感じると、先日のJeffのインタビューにあったアクセスの2割が日本から…というのも事実なんだなあと改めて認識した次第です。
今回のGIG、そして東京オフィスの開設を皮切りに、今年も日本でもっともっとTiが躍進していくのは間違いないと確信できる時間でした。
改めまして、参加者の皆様、スピーカーの皆様、そしてなによりも幹事の@kaz_konnoさんに感謝申し上げます。
Code strong,